「やりたいことが分からない」そんなあなたにこそ知ってほしいこと
みなさんこんにちは。
株式会社カーセブンディベロプメント人事・採用担当の佐ケ野です。
今日のテーマは「やりたいことが見つからない」にどう向き合うか?ということです。
みなさんの中には「この会社に入りたい!」あるいは「この職種に就きたい!」などなど、自分のやりたいことが明確に定まっている中で就職活動を行っている方もいらっしゃると思います。
一方で、「やりたいことがわからない」「自分に何が向いているのかわからない」という思いを抱えながら漠然と就職活動を行っている方だっているはず。なんとなく夢や目標があることが良しとされている常識の中で、「やりたいことがわからない」あるいは「やりたいことがない」ということを苦痛に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそのような悩みを感じている方がどのように将来を考えたら“今よりちょっと楽になれるのか”そんなことを考えていきたいと思います。
1.やりたいことが分からない。なら、やりたくないことは?
就職活動では、基本的に「やりたいこと」や「なりたいもの」などポジティブな未来をイメージすることが多いですよね。それが難しいときにはあえて、
“やりたくないことだけをリストアップしてみる”
ことをオススメします。
やりたいことはわからなくても、やりたくないことって明確だったりしませんか?つまり、消去法でやりたいこと(=やれそうなこと)を考えてみるのです。
1.やりたいことをやること
2.やりたくないことをやらないこと
↑これらって近しいけれど同じではないと思いませんか?
おすすめの方法は、“まずは業界や職種一覧を用意したうえで、やりたくないこと一覧をリストアップしてみます。次にそのやりたくないことに該当している職種などに印をつけていきます。あとは残ったものの中から、興味がもてそうな職種などの情報をWantedlyなどの採用媒体で検索すること”です。「やりたいことが分からない」に煮詰まってしまったらぜひ実践してみてくださいね。
2.意外にも「やりたいことがやれなくても活躍でき評価されればいい」と考えている人はめちゃくちゃ多い
続いては私が個人的に意外だなーと思ったデータをご紹介します。
参考:19年卒の就活生「やりたいこと」より「活躍し評価されること」が上回る 「やりたいことがわからない」は1割のみ
↑こちらの記事で紹介されているアンケート結果によると、意外にも「自分のやりたいことにチャレンジしたい」と考えている人より【仕事だからやりたいことがやれなくてもある程度仕方ない。それよりバリバリ活躍して評価されたい!】と考えている人の方が多いらしいのです。
このデータを皆さんはどう捉えますか?
やりたいことが分からなくて悩んでいるという人は、それ以外の”何か”を就職活動の軸にしてもいいんじゃないか、私はそんな風に感じました。
このデータのようにそれが「活躍度」や「評価」の人もいるだろうし、「結婚・出産後の働きやすさ」や「社会貢献度の高さ」という人もいるでしょう。
つまり、「やりたいことがないということは、就職活動において大きな問題ではない」ということです。
大学生である今から就活を終えて会社に入社するまで
と
会社に入社してからの人生
圧倒的に後者の方が長く長く続いていきます。
「やりたいことが分からない」にとらわれ過ぎずに、様々な軸で企業を見比べてみてください。
きっとあなたが輝ける場所があるはずです。
それでは。