「え、もう内定持ってるの?!」人事が語る、早期内定のススメとは
こんにちは。カーセブン採用担当の佐ケ野です。大手企業の選考解禁直前、既に内定を獲得している人もいれば、これから就活本番!という人も多いかと思います。就活生の皆さんの内定状況に大きくばらつきがあるように、選考のスピード感も企業により様々ですが、最近では「早く内定をもらえること」を指す【早期内定】という言葉がトレンドとなっているようです。今回の記事では、早期内定のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
早期内定のメリット
心に余裕を持った状態でたくさんの企業を見ることができる
早い段階で内定を獲得することにのメリットの1つとして挙げられるのは、やはり心のゆとりだと思います。内定が決まっていれば、良い意味で過度な緊張感なく幅広い企業を検討することができます。例えば、「本命企業が決まっていてそこしか眼中にない!」という方も、その本命企業を受けるときにすでに他社で内定している状態で挑むのと、他に選択肢がない状態で挑むのとでは心の余裕が違ってくるはず。自分の選択肢を広げる意味でも、ちょっと興味がある企業はまずはエントリーしてみることをオススメします。
就活でアピールできる武器になる
あなたが採用担当の立場だとしたら、既に3社から内定が出ている学生とまだ内定を得ていない学生をその点で比較したとき、どちらの学生が優秀だと感じますか?もちろん、求める人物像は企業によって異なるので一概にはいえませんが、一般的に見て「多くの会社から必要とされる人材=優秀な人材」と考えられるのは当たり前のことでしょう。また、自分に自信を持っている人はそれだけで魅力的なものです。早期内定を得ることは、自信にもつながることだと思います。
早期内定のデメリット
他企業の選考を制限される場合も?
早期内定を獲得することによって、内定を出した企業から就活を終了させるように促されることもあるようです。(“オワハラ”と呼ばれているんだとか)企業として、やっと内定受諾してくれた学生さんを他社に取られたくない!という気持ちは分かりますが、内定辞退は法的に問題がある行為ではありません。とはいえ、お互いにイヤな思いをすることがないよう、他社への入社が決まった場合などはできるだけ早めに企業へ伝えることが望ましいでしょう。
早期内定が可能な会社は?
早期内定のメリット・デメリットについて簡単にご紹介しました。では、比較的内定出しが早いとされている業界・企業はどんなものあるのでしょうか?
【業界・企業別の内定時期の違い】
外資系メーカー:9月(18年)〜
外資系総合コンサル:10月(18年)〜
外資系戦略コンサル:12月(18年)〜
外資系投資銀行:12月(18年)〜
比較的大きなベンチャー:2月(19年)〜
メガベンチャー:3月(19年)〜
広告代理店:5月(19年)〜
一般的な企業:6月(19年)〜
引用:20卒が早期内定を獲得する方法まとめ【早期内定はメリットだらけ】
上の記事から見ると、ちょうどこの時期だとベンチャー企業では内定がではじめているところも多いようですね。外資系の内定時期の早さはさすがというところですが、一般的な企業の選考がスタートする頃に既に内定を持っている学生がいるのも納得です。
これから就活を始めようとしていてどんな企業がいいのか?悩んでいる方はもちろんですが、既に行きたい業界や企業が決まっている方もぜひこの時期にいろんな会社を見るようにしてください。視野を広げ幅広い業界知識を得ることは、将来どんな企業に入社しても役立つスキルとなるはずですよ。