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井上 貴之
代表取締役

就職の目的は自己実現、それでいい。

少数精鋭のプロ集団が新卒採用を本格化しようと考えたきっかけ
カーセブンを一言で表すと「少数精鋭」。ずっとそんな風に考えていました。優秀で前向きなメンバーが揃っているというのは会社として非常に喜ばしいことなのですが、事業拡大にともなってマンパワーが必要になったとき、「どんな仲間と働きたいか」をまず考えたんです。そのとき、「カーセブンの文化に共感し、一緒に会社を作っていく意識がある人と一緒に働きたい」と強く思いました。我々カーセブンが最も重要視している、「お客様のために」「自動車業界のために」—そんな熱い思いと広い視野をもった人材を1から育成していきたいと考え、今回新卒採用の本格化を決定しました。
学生に期待していること
学生の本分は勉強といいたいところですが、僕個人として学生の皆さんに求めていることは特にありません。社会人としての常識も、知識も、入社してから徐々に身につけていってくれればいいと考えています。そもそも即戦力を求めるならば中途社員を採用するべきなのですから「新入社員をお迎えする」ということは会社にとって「教育・育成を決意すること」とイコールだと思うんですよね。

学生のみなさんには今のうちにできるだけたくさん遊んでおいてほしい!

心からそう思っています。僕が大学生の時はとにかく「世の中の知らないことを可能な限り減らしたい」と考えていたのでアルバイトでお金を貯めては海外旅行に行っていました。私にとっての「大学生の間にしておきたいこと」はたまたま自由に世界中を旅行することでしたが、無理に海外旅行に行く必要はありませんよ。「今やりたいと思うことを全力でやってみる」それが遊びでも、サークルでも、アルバイトでも、なんでもいいんです。社会に出れば生活の半分以上が仕事になるわけですから、とにかく大学生のうちにやりたいことを存分にやり切ってほしいと思います。
「自分に合う仕事がわからない」の対処法
就活生からよく聞くフレーズとして「自分に合う仕事がわからない」「自分には何が向いているかわからない」というものがありますが、これについては僕から一言だけ言わせてください(笑)

置かれた環境で成功できないやつは、どこへいったって成長できません。

どういうことか。

就職活動というと一般的には「何屋さんになるのか」という点に注目しがちな印象がありますが、本質はそんなところではないと僕は考えます。

我々社会人にとって会社とは、「自分がどんな人間になりたいのか」という意思に基づいた「自己実現の道具」だと思うのです。

基本的には、どんな会社へ入っても社会の矛盾や人間関係の悩みは発生します。

完璧な人と完璧な仕事なんて存在しない。

ならばまずは自分で決めたその道を、天命だと思って努力してみることが重要だと僕は考えています。

(相当なブラック企業や劣悪な労働環境下におかれている場合はさておき)

個人としての目標達成と、組織が掲げるビジョンへの貢献。

これが同時に達成できることこそが、本当の意味でのWin-Winの関係なのではないでしょうか。

企業選びに悩む就活生のみなさんには、ぜひ一度自分がどんな生き方をしたいのか、そしてその思いはどんな会社に入ったら実現することができるのかをじっくり考えてみてほしいと思います。